結露が発生した時、除湿器を設置される方がいますが、日常的にメンテナンスを行わないとドレンパンの排水口にノロが堆積して結露水の排水ができなくなり、結果ドレンパンからオーバーフローしてしまい、FLに結露水が落ち周囲が水溜まりになります。因みに写真は1月に撮影しました。
写真の現場は常温倉庫を冷凍冷蔵倉庫へ改修して使用しており、床防熱はFLにブロックを配置し、その上に断熱パネルを敷いてましたので、除湿器のドレンパンからオーバーフローした結露水はFLとブロックの間を四方八方に流れてました。
床下の換気は基本設計並びに実施設計で正しい設計を行い、床下の断熱パネル表面に生じる結露を防ぐ方法を確立しなくてはなりません。除湿器程度の能力では対処できないので、残念な結果になってました。
2024年6月12日 カテゴリー: 調査事例